◆第7回◆犯罪考学 特別講義「おマヌケ事件から学ぶ完全犯罪への道」

何と不幸なことに日本の義務教育では犯罪の手口や方法は一切教えてくれない!
今後もその可能性は村崎百郎の鬼畜政権が誕生でもしない限り永遠に皆無である!
こんな悲惨な状況下で世界に通用する一流の鬼畜犯罪者になるにはどうすればいいのか? 
巷にあふれる犯罪報道を徹底的に検証し、これを反面教師として学ぶことから始めるのだ!

☆犯罪報道から何を学ぶか
 結局のところ、犯罪報道のほとんどは事件が発覚して犯人が逮捕された「犯罪の失敗例」にすぎない。本当に完璧な完全犯罪というのは事件が発覚することもなく、人に知られることもないままに静かに歴史の闇へと消えていくものなのだ。だから犯罪報道からは「こんなバカな手口で犯罪をやってはいけない」という反面教師的な見方で犯罪を分析する必要があるのである。
 学習ポイントは、大きく分けて「どういう犯罪か?(どの点が犯罪として素晴らしかったか)」「その犯罪でどういう経済効果があったか?(いくら儲かったか、金銭面と精神面の満足度を検証する)」「何が悪くて捕まったのか?(逮捕の原因究明)」の3つである。これをふまえて常に「自分が犯人ならどういう犯行計画を立てるか」、「自分が犯人なら犯行時にどういう行動を取るか」、「犯行後にどのように逃走するか」、「犯人と同じ過ちを犯して逮捕される可能性はあるか?」ということを頭の中でシミュレーションしながら犯罪報道と向き合えば、必ずや完全犯罪への道は開けるだろう。
 そして犯罪報道を長年注意深く見ていれば「すぐに捕まるダメな犯罪に共通するもの」も見えてくるだろう。それは、言うまでもなく「根性不足」、「無計画で行き当たりばったりの犯行」、「感情にまかせて冷静さを欠いた行動を取る」、「その犯罪を起こすことで生じる利害関係がミエミエのバレバレ(動機が明らか)」、「共犯者選びに失敗(とてつもないバカとツルんでしまう)」などである。その極端な例が新聞の三面記事を賑わす「おマヌケ犯罪」だ。以下に紹介する事件は最近数か月で話題になったものをピックアップしたものだが、どれも大変分かりやすい「犯罪の失敗例」なので、まずは無責任に笑いながら読んで頂きたい。その後でもう一度「自分が犯人なら」と考えながら一つずつ読み返して欲しい。中には「自分が犯人ならこんな無謀な犯罪は犯さない」と考える例もあるだろう。実はそれもまた大切な確認行為なのである。犯罪報道を通して我々が学べる最良のことは「自分はどういう犯罪がしたいか」を知ることなのである。そう、自分自身の欲望と向き合い「自分が本当にやりたい犯罪は何か?」を知ることこそが「理想の完全犯罪の道」への第一歩なのだ!(総合評価は100点満点)

曜日の痴漢
★火曜日に痴漢を繰り返していた男(27歳)が愛知県警に逮捕された。調べに対して男は「火曜日は務め先の理髪店が休みだった。痴漢ビデオの真似をしたかった。6年前から彼女がいなかった」などと供述しているという。(8月10日/愛知)
村崎◆その昔、似たようなパターンで火曜日の夜に出没する「火曜日の放火魔」というのがいたが、この事件はそれに比べるとスケールが格段に小さくて情けない。しかも「勤務先が休みだから」という実に下らない理由で犯行時期を自ら限定し、結果的に警察に逮捕され易くしていたことは犯罪としてレベルが低すぎて全く評価に値しない。こういうバカは部屋でエロ本でも見ながら「火曜日のセンズリ魔」をやってりゃ良かったのにな。連続して同一種の犯罪を続ける時は、絶えず自分の行動バターンに変化を持たせて、警察にシッポを捕まえられないように気を付けることが大切である。総合評価:行動が単純でアホすぎるのでマイナス25点

○武蔵野市連続幼児虐待事件
★東京都武蔵野市では小学生の男児が中年の女性(35歳前後?身長150センチぐらい:女装の男ではという説もある)に路上で襲われ顔を殴るなどの暴行を受ける事件が連続3件起きていて、犯人は現在も捕まっていない(10月14日/東京)
村崎◆犯人がまだ逮捕されていないという点と、武蔵野地区を徘徊する中年のババアどもの信用を地に墜とした点は評価できるが、「幼児いじめ」は「身体障害者や老人を専門に狙った通り魔や強盗」と同様に、オレの趣味じゃないのでカンベンしてくれって感じだ。どうせブン殴るなら腐敗政治家とか、糞たれ官僚とか、ボンクラ役人とか、銀行屋や商工ローンの金貸し連中とか、スカしたリーサラとか、ボッタクリのキツいパチンコ屋のオーナーなど、恨まれても仕方のないような連中にしておけば、万が一の逮捕後も世論の同情を集められるのでお得である。確かに弱者相手に暴力をふるう犯罪は成功しやすいだろうが、世論の怒りを買いやすいことも事実である。そうなれば捜査もキツくなり捕まる可能性も格段に高くなる。この事件からは「必要以上に敵を増やすような犯罪を積極的に行うことは得策ではない」ということを学ぼう。総合評価:そこそこの犯罪ということで40点

○ネット詐欺で120万稼いだガキ
★インターネットで青酸カリや短銃を売りますというHPを作り、申し込んできた人から現金を騙し取っていた事件で神奈川県の中学3年生(15歳)と山口県の高校2年(17歳)の男子生徒が逮捕された。詐欺の被害総額は約百二十万円に及ぶという(10月16日)
村崎◆いやあ感心、感心。近頃の若者は…などと言わて久しいが、こういう「見どころのある若者」もいるんだから、日本の将来はお先まっ暗だぜえええええ!しかし嬉しいねえ、この犯人たちには今年度の「鬼畜犯罪新人賞」をくれてやるぜ。今回は残念ながら捕まったが、彼らにはこの失敗をバネにさらなる躍進を期待する。今後は振込み口座を架空名義にしておくとか工夫するんだな。犯罪としては単純な通販詐欺だったのだが、インターネット犯罪ビジネスの可能性を一般に広めた功績は大きいといえるだろう。この手の詐欺は、ただただ「騙される奴がバカ」なんだが、「青酸カリや短銃は信頼のおける不良医師や暴力団員から買うのが良いだろう」などと考えるのは塾生諸君の勝手である。総合評価:もっと犯張りましょうという期待を込めて50点

○賽銭泥棒と間違えてホームレスを撲殺
★日本橋の小伝馬町で、寺の僧侶がホームレスを賽銭泥棒とカン違いして撲殺する事件が起きた。殺人罪で逮捕された僧侶は正義感が強く真面目な性格で近所でも評判だったという(10月18日/東京)
村崎◆「正義感が裏目に出た殺人事件」ってのは実にいいハナシだねえ。「正義の味方の人殺し」って思うと無性にチンポが立ってくるぜ。しかし、こういう「正義」はいったい「誰の」「何のための」正義なんだろうねえ?喰うに困った人が助けを求めて来たら救いの手を差し伸べるのがまっとうな宗教者の姿なんじゃねえのかよ。「殺して苦痛を取り除いてやるのが救い」なんて言い草は、オウム真理教の連中がやったテロ行為と全く変わらないぜ。総合評価:「正義」の暗黒面を身をもって教えたくれた点を評価して60点

○幽霊ホテルで恐喝
★「心霊スポット」として有名な埼玉県狭山市の『ホテル六本木』を見物に来た会社員らのグループに「ここはうちの組の土地だ。勝手に入るな。金を払え」とヤクザを装い恐喝して現金や携帯電話を奪い、人質を取って監禁した疑いで、建設工員(21歳)や塗装工員(21歳)や暴力団員(22歳)が警視庁小金井署に逮捕された。犯人グループの中には俳優河原崎健三の次男がいたためスポーツ新聞では大きく取り上げられた(10月18日/埼玉)
村崎◆「実体のない幽霊よりもヤクザの方がはるかに怖い」というご教訓が残りそうな事件だが、俺にとっては埼玉の狭山で堂々とホテルに「六本木」と名付けるセンスの方がよっぽど寒くて怖いぜ。この分だと、付近に「カラオケ原宿」とか「スナック新宿」とか「渋谷温泉」とか「日焼けサロン練馬」なんてふざけた名前の店が幾らでもありそうだ。しかも、その全てが幽霊の出る「心霊スポット」だったりしたら、もうやってられねえよ。いずれにしても、「人質を取る」というヘビーな犯罪行為を犯すまでして「5万円もって来い」というセコい金額の恐喝をやるのはあまり賢い犯罪とはいえず、中途半端に有名な奴の息子を仲間にしたのも、発覚したときにニュースで大きく取り上げられるから不利だし(超有名人や凄い実力者の息子だったら、親父にもみ消してもらえるかもしれないが)、唯一評価できるのは「心霊スポットで恐喝」という意外性ぐらいのものだ。総合評価:どう考えても15点程度。

○勤務中のギャンブルで懲戒免職
★勤務中にたびたびパチンコや競輪の電話投票をしていた市の職員(50歳/久留米市水道ガス部営業課)が市民からの通報で発覚し、懲戒免職になった(10月26日/福岡)
村崎◆いかにもヒマこいてる小っ端役人らしいセコい犯罪でそれなりに好感が持てるが、「市民からのチクリで発覚」というのはあまりにも情けないハナシである。こういう奴はどうせ普段から高圧的かつ横暴な態度で市民に接して不評を買っていたんだろう。みんなに好かれる人気者なら、この程度の犯罪でチクられたりしねえだろーからな。そういうワケで完全犯罪を目指す者は、普段の生活態度や行動にも充分注意しておくんだな。いらぬ恨みを買うのは愚の骨頂。総合評価:あまりに情けなくオマヌケな事件なのでマイナス25点

○逮捕した強盗は元店長
★牛丼の吉野屋に強盗に押し入った男(30歳/無職)を張り込み捜査中の警官が逮捕した。犯人の男は元吉野屋の店長(21歳からバイト、26歳で正社員になり約9年間勤務。サラ金から借りた金の返済に困り今年4月頃店の金約70万円を持ち逃げしていた)で、「金の置き場所がわかっていたので強盗にはいりやすかった」らしい。名古屋では今年の7月以降、牛丼の吉野屋のチェーン店で連続5件の強盗事件があり、男はそのうち4件の犯行を認めているという(11月18日/名古屋)
村崎◆長年勤務し、お世話になった会社に強盗に押し入るのは「恩を仇で返す」という点で鬼畜的にも大いに評価できるが、「同じ地域の吉野屋ばかりを狙う」というパターン化した犯行のお粗末さは全く評価できない。これでは警察が吉野屋のチェーン店で張り込み捜査をするのも当然だし、そんな所へのん気に押し入れば逮捕されるのも当たり前だ。吉野屋を何件か襲ったら次は全く別の種類の店に強盗に入るとか、場所を大きく移動して他府県で新たな気持ちで強盗を働くなどの工夫が欲しかった。このように手間や暇を惜しんでいては完全犯罪への道は遠いのだ。総合評価:あまりにも工夫が足りない安直な犯罪なので評価も25点程度。

○正義の味方は強制わいせつ男だった
★スーパーの女子便所で盗撮していた男を発見して通報し、逮捕に協力した男(31歳/トラック運転手)が、実は女子高生を脅して胸を触っていたことが発覚し、強制わいせつの疑いで逮捕された。男は盗撮犯逮捕に協力した後、同区内の主婦に「あんたや娘の入浴写真を持っている」と脅迫して逮捕され、その取調べ中に強制わいせつも発覚したという(11月18日/福岡)
村崎◆つまんねえ正義感など見せずに、悪人は悪人らしく悪に徹していろと言いたくなる事件だねえ。そういう余計なコトやってるから捕まるんだって分かんねえのかなあ?だいたい今どきのオナゴに「あんたや娘の全裸写真を持っている」なんて言うのは脅迫のネタとしてインパクトも説得力もイマイチなので警察に通報されるのも当然だ。女を恐喝するなら「俺はあんたのマンコがハナが曲がりそうなぐらい、とんでもなく臭えことを知ってるんだぜ。証拠のパンティもあるぞ。ご近所中に知られたくなかったら金を出せ」とか、もう少し「相手の心に届く」ネタを仕入れなければダメだろう。特に最近の女どもは強くなってるから、少々のスキャンダルでは動じないぜ。そう考えるとこの手の「恐喝」はあまりワリの良い犯罪とは言えないかもしれない。総合評価:盗撮犯の逮捕に協力するなど、犯罪者としての倫理に著しく欠ける行為をしたのでマイナス15点

○万引き家族は無反省
★父親(53歳)が見張り役を務め、娘二人(16歳と18歳)が実行役となって家族ぐるみで万引きをしていた親子が他補された。3人は今年4月から10月にかけて名古屋市内の大手百貨店の貴金属売り場にたびたび出没して犯行を繰り返していたが、逮捕後も「万引きされる方が悪い」「知らないうちに勝手に手が動いてバッグの中にいろんなものが入っていた」「娘たちがヘマをやっただけ。私は全く知らない」と3人は全く反省していないという(10月28日/名古屋)
村崎◆自分たちのやった犯罪に無反省なのは大いに結構だが、お粗末な犯行については充分反省する必要のある犯罪である。この親子たちは、狭い地域で何度も犯行を繰り返して店側に警戒されて捕まった点が犯罪者として致命的にペケ。こういう犯罪は町から町へと渡り歩きながらやった方が良いことは言うまでもなく、上手く行ったからといって同じ地域で何度もやるものではない。犯罪で喰っていくなら「長期的展望」を考えるのは当然のことである。無計画で行き当たりばったりでやっていては捕まるのは時間の問題だ。「犯罪で結ばれる家族の絆」というのも鬼畜的には評価できるが、逮捕後に「俺は知らない」と責任逃れをする親父の見苦しさは更に見事なものである。こういう親父なら、ゆくゆくは娘二人の売春を斡旋するポン引き親父になっても何ら不思議ではない。家族ってホントにいいモンだねえ!総合評価:万引きで捕まったのは評価できないが、親子の絆が麗しい「しあわせ犯罪家族計画」という感じで好感が持てるので25点

○駐在所専門の詐欺師逮捕
★「道に迷い、連れの車に財布の入ったバッグを忘れたのでガソリン代を貸して欲しい。帰ったら必ず返す」と偽って駐在所専門に詐欺を働いていた男(55歳)が逮捕された。男の話では「警察は親切で優しい」らしく、富山、愛知、岐阜、三重などの各県で一回に2千円から2万円、計30回以上、総額30万円の犯行を重ねていた(10月/富山)
村崎◆犯行自体はごくありふれたケチな寸借詐欺だが、鬼畜的には「警察官やその家族ばかりを狙って騙した」という点で、非常に高く評価できる天晴れな犯罪である!特に「正義の味方である警察官の善意につけ込む」という点が素晴らしく、この点は塾生諸君もよ〜く見習ってほしい。こういう犯罪こそが世の中の腐敗を加速し、人間同士の信頼感に亀裂を生じさせ、人々の人間不信を煽るのだ。総合評価:鬼畜性が高いのでまずまずの65点

○無数のパトカーに追われて(妄想)
★シャブでテンパッたトラック運転手が、後ろの車が全て自分を追跡するパトカーに見えてしまい、乗っていたトラックを高速道路に乗り捨てて逃げる事件が起きた(10月/静岡)
村崎◆静岡県内ではこの他にも、シャブでテンパッた奴が他人の家の窓ガラスを割ったり、ビルの非常階段に登ってワメいたりと、騒ぎを起こす連中が増えているらしいが、電波を呼びやすい粗悪なシャブでも出回っているのだろうか? 静岡が東海地区ということを考えればシャブのせいというよりも、県内の人間の精神が、いつ来るか分からない東海大地震への恐怖で危うい状態になっているためと考えた方が自然かもしれない(俺の電波調査による)。総合評価:無責任に面白いから25点

○馬券代をせびらせ息子を絞殺
★競馬の天皇賞の馬券代をめぐって父親(56歳)が息子(28歳/無職)を絞殺。息子から競馬に使う金を無心された父親は現金1万円を渡したが、息子は「こんなもんで足りるか」と懐中電灯を投げつけて口論になり、父親は電気コードで息子の首を絞めて殺害した(10月30日/大阪)
村崎◆全く不毛な事件だねえ。いいトシこいてギャンブルのタネ銭ぐらい自分で稼げよって言いたくなるぜ。この息子は普段から親父にパチンコ代などもせびっていたそうだが、安易に調達したカネでギャンブルやったって勝てやしねーんだよ馬鹿野郎(ちょっと精神論入ってんなあ…)。俺の関心は殺された息子が買おうとした馬券が当たり馬券だったかどうかなんだが、こういう奴が買おうとしてたんだからおそらくハズレ馬券だったろう。世の中ってのはそういうモノだ。総合評価:あまりに不毛すぎて評価できないので0点

○バトカー強盗
★交通検問のために停車していたパトカーに警官が離れたすきに乗り込み、そのまま走り出して逃げた男(48歳/自称土木作業員)が、約1.5キロ先で道路の鉄柵に接触して停車し窃盗の現行犯で逮捕された。男はタクシーに乗車して現場を通り掛かったさいに突然タクシーを止めて、乗車料金も払わずに出ていってパトカーに乗り込んだという(11月7日/兵庫)
村崎◆犯人にとってどういう利益があるのか全く意味不明の犯罪だが、警察のパトカーを盗んで兵庫県警のメンツを潰した点は鬼畜的に高く評価できる。できれば最後は映画『バニシング・ポイント』のラストシーンみたいに猛スピードで激突死して欲しかった。ハジけた奴が自滅覚悟で起こすハジけた犯罪は見ごたえがあって実に素晴らしい。総合評価:これも無責任に面白いから60点(激突死していれば80点だ)。

「俺の尻を犯してくれ」掲示事件
★インターネット内の同性愛者やSM、スカトロマニアの集まるHPに「俺の尻の穴と口を犯して下さい」と実在する他人の名前と携帯電話番号を語り書き込みをした男が名誉毀損で逮捕された。この男は被害者と同じ会社に勤務する上司であり、労使関係のもつれから部下への嫌がらせ目的で行われた犯行だと見られている。名前を語られた被害者の元へは約1か月で一日10〜20人のホモ交際申し込みの電話があったという(11月9日/奈良)
村崎◆こういうのは昔から公衆便所の落書きによくあるよな、「○○子はヤリマンだからいくらでもヤレるぞ」って言葉の下に電話番号書いてるやつだ。それをインターネットでやっただけの事なので別に大した犯罪でもないが、実際問題として尻を犯されるのは実に気持ちが良いので、塾生諸君も男女に関係なく機会があったらアナルセックスを体験しておけよと言っておこう。尻はいいぜえ、尻はよおおおおお!総合評価:5点ぐらいかな。

○被害者に後をつけれられて逮捕された痴漢警部補
★通勤電車内で痴漢をしていた警部補(45歳/福岡県警勤務)が、被害者の女子高生グループに勤務先の福岡県警本部庁舎まで後を付けられ、身元がバレて諭旨免職処分を受けていた(11月12日/福岡)
村崎◆「何やってるんだあ!尾行は警察の専売特許だろうがあ!シロートに後付けられて捕まってンじゃねえ!」という犯人の上司の怒りが聞こえてきそうな事件だな。これも「自分は警察だから大丈夫」という根拠のない自信が招いた悲劇だろう。何事も慢心は良くないぜ。あと最近の女子高生ナメてちゃイカンなあ。大人しくまんこ触られて震えるだけのおしとやかな娘ばかりじゃないんだぜ。ナメるのはまんことアヌスだけにしとけよ。総合評価:ダメすぎてコメントするきにもなれずマイナス65点

○「マグロ船に売り飛ばす!」と脅迫
★人気漫画『GTO』の真似をして「マグロ漁船に乗って働いて金を渡せ。さもなければ殺す」と少年6人を脅し、約5か月にわたって監禁して建設現場で働かせていた男(21歳/無職)ら計7人(高校生を含む)が逮捕された。犯人たちは漁船に乗るパスポートが用意できなかったので多摩市の建設会社に6人を紹介して働かせていたという(11月11日/東京)
村崎◆こういう事件はひと昔前の大学の体育会系でたまにあった事件だが、最近だったらマグロ漁船やタコ部屋よりは原子力発電所の炉内で働かせた方が効率良く短期間で金になるんじゃねえのか?(寿命縮むけどな)それが嫌なら、商工ローンの取り立てみたいに目玉や腎臓や肝臓を売れと強要するのもアリだな。この事件は監禁されていた被害者が現場から逃げ出して発覚したそうで、もっと深い山奥のタコ部屋に叩き込めば発覚しなかったかもしれない。犯罪としては被害者を長期的に苦しめ、著しく人権を侵害するものとしてそれなりに評価できるが、逮捕後に「漫画の『GTO』を参考にした」などというネタばらしをするのはあまり感心できない。嘘でもいいから「日曜の朝、帝国ホテルのロビーでニューヨークタイムズを読んでいて突然ヒラメキました」とか言ってみろよ。 総合評価:そこそこ鬼畜な犯罪なので20点ぐらい

○真性マゾ親父の悦び
★伝言サービスで知り合った女子中学生3人に一万円ずつ渡し、自分を痛めつけるようSMプレイを強要して、女子中学生たちから殴る蹴るの暴行を受けて勃起して下半身モロ出して自慰行為を見せた男(31歳/団体職員)が児童福祉法違反で逮捕された。男は「もうSMでなきゃ満足できない」と供述しているという。ちなみに男は自分から少女たちに指一本触れていなかった為に警察も児童買春禁止法では逮捕できなかった(11月19日/東京)
村崎◆逮捕された男に犯罪を犯した実感なんてないだろうし、女子中学生たちも1万円貰ったんだからいいじゃないかという気もするが、これがきっかけで女子中学生が男をいたぶる快感に目覚めてしまい、通常のセックスでは燃えなくなるようなことになれば、その影響は深刻だ。この俺もガキの頃に最初に拾ったエロ本がSM雑誌だったからアナルマニアになっちゃったんだから、こういう体験は馬鹿にできないぜ。そういう期待を込めて評価は若干高目だ。総合評価:女子中学生がSMに目覚めたことを期待して15点

○恐怖のモロ出し警察
★埼玉県深谷市の路上を歩いていた女性2人(17歳)に対して下半身をモロ出しにして見せた警察職員(50歳/熊谷署警務課係長)が公然わいせつ容疑で逮捕され同日懲戒免職になった。この職員は「女の子が面白がると思っていた。この1か月の間に2、3回同じことをやった」と供述しているという(11月19日/埼玉)
村崎◆まるで「頑張っているのは神奈川県警ばかりではない!埼玉県警も負けちゃいないぞ!」とでも言いたげな事件だな。不祥事続きの神奈川県警への批判をかわすための応援企画かもしれないとカンぐりたくなるぜ。俺としてはこの警察職員が何を根拠に「チンポを出して見せれば女の子が面白がる」と思ったのか非常に気にかかる所だが、「うす汚いけつの穴を広げて見せなかっただけまだマシ」という巷の声があるのも事実である(参考までに書いておくが、路上で男のモロ出しチンポを見て面白いと感じる女性は圧倒的に少数派で、大半の女性は気分が悪くなるか不愉快になるだけだ)。この一瞬のモロ出しのために犯人の警察職員は地位も名誉も高額な退職金も全て失ったわけだが、その代わりに「自由(別名:無職)」を手にしたのだから、まんざら悲観することもないだろう。「人生を変えた一瞬のモロ出し」というのもなかなかオツなものである。総合評価:よくヤッてくれたという感謝の意味を込めて20点

○消防服フェチ
★「消防所員の気持ちになりたかった」という消防マニア(36歳/自称会社員)が盗んだ消防服を着て堂々と深夜の街を徘徊、約10分後に警ら中のパトカーの警官に逮捕された(11月21日/広島)
村崎◆逮捕された男は他人に自分の消防服姿を見られるのが本当に嬉しかったらしく、呼び止めたパトカーの警官たちに向かって嬉しそうに微笑んだというから筋金入の消防服フェチである。こういうのは消防車が見たくて放火する馬鹿に比べれば何千倍もマシという気がするだろうが、鬼畜的には単なる下着泥棒や服泥棒と変わりがないので評価は低い(俺が下着泥棒を始めたのは10歳だからな〜)。総合評価:これはせいぜい1点レベル


ワイドショー考学
★TVのヤラセ問題を考える
それにしてもヤラセ発覚で『愛する二人別れる二人』の放送が打ち切りになったのはムカつくねえ。といっても俺はフジテレビに対して「視聴者を騙した」と怒っているんじゃねえから間違うなよ。この問題で一番頭にくるのは、つまんねえ正義感をフカしやがってヤラセを暴露して番組を糾弾した芸能マスコミやジャーナリズムのクソどもだ。こいつら、一体何考えて生きてやがるのかねえ? 全てが腐敗しまくった世紀末日本に生きるオレたちクサレ視聴者が、たかがTVのバラエティ番組に「真実」を期待して見ているとでも思ってたのかよ馬鹿野郎! 政治家も官僚も警察(主に神奈川県警)も学校も銀行も商工ローンも何一つ信用できない時代に生きてんだから、TVのヤラセなんか当たり前すぎて珍しくも何ともねえんだよ。それを芸能マスコミのボンクラどもは鬼の首でも取ったみたいに大声でワメきやがって、せっかく面白い見せ物だった『愛する二人別れる二人』が放送中止になっちまった。あの番組は「ご相談系」のバラエティで他を圧倒して一番面白かったのに、どーしてくれるんだよ馬鹿野郎! あの番組が無くなったことで、視聴者が一斉にヒマを持て余して政治のことを真面目に考えるような事態になれば、せっかく「このまま行けば日本を最短で破滅へ導く」と鬼畜界からも評価の高いオブツ親父の自自公政権が、あっさり潰されちまうかもしれねえんだぞ! だからマスコミのクソどもは良〜く覚えておけよ、オレらみたいに意識が超低いクサレ視聴者がTVに求めているのは「退屈な真実」ではなく「ヤラセでも何でもいいーから、ほんの一時でもこの現実を忘れさせてくれる面白い番組」という麻薬的要素にあふれた退廃的なシロモノなんだってことをな! 報道やってる連中は認めたくないだろうが、クサレ視聴者にとってはニュースも芸能ニュースもバラエティも全て等価で「娯楽番組」なんだよ、わかったら今後は黙ってろ馬鹿野郎!


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