+---------------------+ |ドライブへDVDをセット| +---------------------+ ↓ (Smart Ripper) or (DVD Decryper) ↓ ↓[全データripping] ↓ 【rippingしたデータフォルダ】→→→→→→+ ↓ ↓ ↓[.vob] ↓[.IFO] ↓ ↓ (DVD2AVI) (Vob Sub) ↓ ↓ ↓[.d2v][.wav] ↓[.sub](字幕ファイル) ↓ ↓ 【rippingしたデータフォルダ】←←←←←←+ ↓ ↓[.d2v] ↓ (VFAPIConv) ↓ ↓[変換.avi] ↓ エンコード(Virtual Dub) ←[Divx codec] ↓ ←[.avi],[.wav] ↓ ←[.sub](字幕ファイル) ↓ +--------------------------+ |エンコード済み.aviファイル| +--------------------------+
お勧めのリッピングツールです。Smart Ripperと同じような機能を持っていますが、プロテクト解除に関してはこちらのほうが上手のようです。
一方、リッピングのときに詳しい設定をする場合はSmart Ripperのほうが上手のようです。詳細はDVD Decrypterを参照してください。
ASPI Layerドライバをインストールしてください。インストールされていないと、「no ASPI-Adapter available」というエラーメッセージが表示され、リッピングができません。WindowsXPでは標準ではインストールされていません。
上記のドライバをインストールしたらSmartRipperをインストールしてください。
次に、Virtual Dubをインストールしてください。
Vobsub2.13a i-VT
解凍すると[vobsub_vd.vdf]、[vobsub_au.auf]、[vobsub.dll]の三つのファイルが出てきます。[vobsub_vd.vdf]、[vobsub_au.auf]はVirtual Dubフォルダのpluginsフォルダに移動させてください。[vobsub.dll]はシステムディレクトリsysytem32内に移動させてください。
VFAPIConv
解凍し、解凍したフォルダ内の[vifpset.bat]というファイルを実行してください。これでインストール完了です。
Divx
上記のURLから"Divx Pro"のFree Trialを選んでダウンロードしてください。ちなみに日本語に対応してるようですが、意味不明和訳のため英語のほうがわかりやすいと思います。
Ripping(リッピング)とは、DVDなどの記憶メディアからデータを吸い出すことです。
まずSmart Ripperを起動させてください。DVDがドライブに入っていれば勝手に検知してくれるので楽です。
映像ファイルのみをリッピングするときに使います。
TitleやChapterから選んでリッピングできます。
ファイル単位で選んでコピーするときに使います。
DVDの全データをコピーするときに使います。
字幕映画をリッピングするので、字幕ファイルを含めたすべてのデータをコピーしなくてはなりません。そのため、字幕映画のコピーではこれを使います。
保存先を選択します。必要に応じて任意の場所に変えておきます。
リッピングを開始します。
その他は設定不要です。BackupとTargetを選択したらStartをクリックしてください。
スタートメニューから"Vob Sub Configure"を起動させてください。Openをクリックし、先ほどリッピングしたデータがあるフォルダを参照して、"VTS_01_0.IFO"を選択します。このときファイルの種類を「VobSub Files (*.idx,*.sub)」から「Ifo and Vobs,for creating idx/sub (*.ifo)」に変えてください。保存先は他のリッピングファイルがあるフォルダにしてください。
.vobファイル(DVDの映像ファイル)を.d2v(画像)と.wav(音声)に分割します。
DVD2AVIを起動させ、メニューのFileからOpenを選びます。出てきた『File List』のADDを押してvobファイルを読み込んでください。通し番号が振ってあるファイルは自動で選択されます。
次に音声を読み込みます。メニューのAudioから48-44.1KHzと進み、Midを選択してください。
最後に保存をおこないます。FileからSave Projectを選択し、適当な名をつけて保存してください。これで.d2vと.wavが生成されました。これらを生成した後はリッピングしたデータを移動させたりしないほうがよいです。
DVD2AVIを使って作ったファイルはそのままではVirtual Dub(エンコーダ)に読み込めません。そこで「VFAPIConv」で読み込める形式に変換します。
VFAPIConvを起動してください。「Add Job」をクリックし、DVD2AVIで作った.d2vファイルを選択します。後は「convert」を押すだけですぐに変換できます。
Virtual Dubを起動してください。はじめに映像ファイルを読み込みます。メニューの「File」から「Open video file」で、VFAPLConvでコンバートしたファイルを読み込みます。
次は音声のインポートを行います。メニューの「Audio」から「WAV Audio」を選んでください。ここでDVD2AVIで分割した音声ファイルを選択します。ついでに「Volume」という項目で音の大きさを2倍〜3倍ぐらいに上げておきましょう。
次に字幕ファイルの読み込みを行います。メニューの「Video」から「Filters」を選んでください。「Add」をクリックして"VobSub 2.13a(i-VT)"を選択してOKボタンを押してください。この状態で「open」ボタンを押して、VobSubで作った.sub(字幕ファイル)を選択してください。
「Real Timesamp」という項目を150前後に設定してください。また、右の赤い枠は字幕の位置を表しています。字幕の位置修正に使います。
最後にCodecの設定を行います。メニュー「Video」から「Compression」を選び、"DivxR 5.2.1 Codec"を選択してください。設定はいじらず、そのままにしておいてください。音声のコーデックも選択する必要があります。メニュー「Audio」から「Compression」を選び、"Divx AUDIO"を選択してください。音質を求めるなら"Mpeg Layer-3"を選んでもよいでしょう。また、Filtersの項目で"2:1 reduction (high quality)"も選べば解像度が半分になり、容量が少なくなります。
ここまで設定が済んだら、下部のスクロールバーをスクロールして、字幕や音声がずれていないかをチェックしてください。チェックが済んだらメニューの「File」から「Save as AVI」を選んで名前をつけて保存しましょう。
これでコピー完了です! ヽ(´¬`)ノ