XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm
RPMでパッケージをインストールするには次のようにします。これらの作業にはroot権限が必要ですので、suコマンドなどでrootになっておきましょう。
構文:rpm [ オプション ] パッケージ名 [パッケージ名 …]
# rpm -ivh XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm Preparing...####################################[100%] 1:XXXXXXXX ############ (29%)
また、依存関係があるとエラーになります。
# rpm -ihv XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm エラー:依存性の欠如
YYYYYYYY>=1.1はXXXXXXXX-5.5-2に必要とされています
この場合、YYYYYYYY1.1.i386.rpmをインストールした後XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpmをインストールします。 依存関係を無視してインストールするときは、次のようにします。
# rpm -ihv --nodeps XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm
お互いに依存関係にあり、インストールできない場合は次のように記述します。
# rpm -ivh XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm YYYYYYYY1.1.i386.rpm
パッケージがすでにインストールされている場合や、パッケージに含まれるファイルがインストール済みの他のパッケージに含まれるファイルと重複した場合、ダウングレードの場合もエラーとなります。これを無視する場合は次のようにします。
# rpm -ihv --replacepkgs XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm
# rpm -ihv --replacefiles XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm
# rpm -ihv --oldpackage XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm
古いバージョンがインストールされている場合はアップグレードし、古いバージョンがインストールされていない場合はインストールするには次のようにします。
# rpm -Uvh XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm
古いバージョンがインストールされている場合のみアップグレードする場合には次のようにします。
# rpm -Fvh XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm
# rpm -q XXXXXXXX XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm
XXXXXXXXという文字列と一致するパッケージを表示するには、次のようにします。
# rpm -qa | grep XXXXXXXX XXXXXXXX-5.5-2 XXXXXXXX-2.3-8
XXXXXXXXが依存しているファイルを表示するには、次のようにします。
# rpm -qR XXXXXXXX ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
XXXXXXXX-5.5-2をインストールする前に依存関係を調べるには、次のようにします。
# rpm -qpR XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm ←ファイル名を全て入力する ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・
ファイルXXXが含まれているパッケージを表示するには、次のようにします。
# rpm -qf /usr/local/bin/XXX XXXXXXXX-5.5-2.i386.rpm
# rpm -e XXXXXXXX
パッケージの削除により依存関係に問題が起こる場合、エラーになります。
# rpm -e XXXXXXXX エラー:これらのパッケージを削除すると依存性を破壊します: XXXXXXXX>=5.5はYYYYYYYY1.1-5に必要とされています
これを無視する場合次のようにします。
# rpm -e --nodeps XXXXXXXX
# rpm -V XXXXXXXX
検証の際に出力されたメッセージの意味は次の通りです。
# rpm -V XXXXXXXX .M...... /usr/sbin/XXX
先頭部分の8つの文字列はRPMデータベースとそれぞれのファイル属性を比較した結果を表しています。 "."はテストをパスしたということです。 次の文字が表示された場合はあるテストに失敗したということです。
# rpm --rebuilddb
ソースコードのあるディレクトリに移動しconfigureを実行します。これによりコンパイル環境が整えられ、Makefileが作成されます。
$ ./configure
次にmakeを実行することでソースをコンパイルできます。
$ make
最後にmake installを実行します。これでコンパイルによって生成されたバイナリファイル等が決められたディレクトリにコピーされます。また"make install"はroot権限が必要な場所にコピーする場合はもちろんrootで実行する必要があります。
$ make install